異分野融合/連携ゼミナールの第4回目を、生命×情報連携技術を用いて「脳の個性」の解明に取り組んでいる笠原和美氏(産総研)と自閉スペクトラム症未就学児を主な対象に対人相互作用の計測と促進に関する研究に取り組んでいる松田壮一郎助教(人間系)をお招きして、1/9(火)の13:45から行います。ぜひご参加ください。
日時:2024年1月9日(火) 13:45- (4時間程度)
場所:筑波大学筑波キャンパス第3エリア3A棟202教室およびオンライン
タイトル:「インタラクションと感覚」
スピーカー:笠原 和美(産業技術総合研究所)、松田 壮一郎(人間系)
モデレーター:浦田 淳司(システム情報系)
当日の進め方(予定):
松田先生より講演(1時間)→個別討議(30分/モデレータ・フロア含む)→笠原先生より講演(1時間)→個別討議(30分/モデレータ・フロア含む)→全体討議(1時間/笠原先生・松田先生・モデレータ・フロア)
参加者:
- 筑波大学のシステム情報研究群のMDA異分野融合ゼミナール(博士後期課程、0BL0000)・MDA異分野連携ゼミナール(博士前期課程、0AL0013)として開講しており、その受講生が主に参加する。
- 受講生は原則対面とするが、オンライン(ライブ)での参加も受け入れる。詳細はmanabaなどで確認すること)
- あわせて、MDAセミナーシリーズとしても開催しており、受講生以外の筑波大学の学生・教員の参加を歓迎する。
- 受講生以外の参加希望者は、こちらから申し込みください(筑波大学のofficeアカウント限定)。zoom URLをお送りします。
- 事前申し込みなしで、当日の会場に来ていただいても、構いません。
略歴:笠原 和美 氏(産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 主任研究員)
2013年首都大学東京(現・東京都立大学)博士 後期課程修了。博士(放射線科学)。国立精神・神経医療研究セ ンター、沖縄科学技術大学院大学などを経て、2020年より産業技術総合研究所人間情報インタラクション研究部門に着任。21年よりJST創発研究者。生命×情報連携技術を用いて、「脳の個性」の解明、「脳の個性」に合わせた介入を目指す。
略歴:松田 壮一郎 氏(筑波大学 人間系 助教)
2010年慶應義塾大学・文学部・心理学専攻卒。日本学術振興会特別研究員(DC1・PD)を経て,現在に到る。
自閉スペクトラム症未就学児を対象とした早期発達支援,社会的刺激に対する眼球運動,対人相互作用の計測と促進,コンピュータに基づく訓練,保護者支援,応用行動分析学に興味を持つ。2016年,自閉スペクトラム症児の感情認知に関する研究にて慶應義塾大学より博士(心理学)の学位取得。2020年より筑波大学行動デザイン研究室を設立,研究活動を行う。
2015−2018年,日本学術振興会特別研究員(PD)として,人工知能研究室(筑波大学,鈴木健嗣教授)でウェアラブルデバイスやソーシャルロボットを用いた自閉スペクトラム症児の対人相互作用の計測と支援に関する研究に従事。2017年,自閉症研究センター(Center for Autism Research, Children’s Hospital of Philadelphia, Joseph P. McCleery研究員, アメリカ・フィラデルフィア )訪問研究員として,眼球運動の条件づけに関する研究に従事。